「女性ホルモン」と言えば「卵巣が作るもの」というイメージでしょうか?
確かに、『エストロゲン』や『プロゲステロン』といった女性ホルモンの主な生産工場は卵巣です。
ただ、私たちの体には、女性ホルモンの生産を補助するもう一つの重要な器官があります。
それは「副腎」という腎臓の上にある小さな臓器です。
今回は、この副腎が女性ホルモンにどのようにうまくいっているのかをわかりやすくお伝えしますね!
副腎ってなに?
副腎(ふくじん)は、腎臓の上にあるピラミッド型の小さな臓器です。
この副腎は、体の健康を支えるさまざまなホルモンを作る「工場」として働いています。
副腎が作る主なホルモンには、次のようなものがあります。
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ストレスに対抗するホルモン「コルチゾール」
ストレスを感じるとき、体が頑張れるようサポートしてくれるホルモンです。 -
血圧や水分バランスを調整するホルモン
体内の水分量や塩分濃度を調整し、血圧を安定させます。 -
女性ホルモンを補助的に作るホルモン
これが今回注目するポイントです。
卵巣が主役なら、副腎は「補佐役」としてホルモンバランスをサポートしています。
副腎が女性ホルモンを作る理由
副腎が女性ホルモンを作るのは、卵巣をサポートするためです。
体のホルモンバランスを守って、副腎は重要な役割を果たしています。
1. 卵巣が弱まるとき、副腎が助ける
まとめ
副腎は、卵巣だけでは補いきれない女性ホルモンを補助的に行う重要な臓器です。
特に、更年期やストレスが多い状況では、副腎がホルモンバランスを支える重要な役割を担っています。
副腎がしっかり働いてくれるおかげで、私たちはストレスに勝ち、体調を安定させることができます。
セラピストが女性ホルモンと副腎の関係を知ることで、体の構造への理解を知り、より健康的な生活をサポートするヒントになるはずです。
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副腎ケアに興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。